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福田 秀孝*; Y.Janssen*; 藤井 博信*; 浴野 稔一*; 森井 幸生
Journal of the Magnetics Society of Japan, 23(1-2), p.108 - 110, 1999/00
CeFeは斜方面体構造をとる2-17型希土類鉄化合物のうちでは唯一、T=210K以下で反強磁性を示す。中性子回折実験の結果、210Kから110Kの間ではFe部分格子のC面内にある磁気モーメントが、波数ベクトルQ=0.0372でC軸方向に伝播するらせんスピン構造をとること、110K以下ではC軸方向に二倍の超格子磁気セルを持ち、波数ベクトルQ=0.0435でC軸方向に伝播する変調らせんスピン構造をとることが判明した。伝導実験からは、110K以下で巨大磁気抵抗効果が観測された。一方LuFeには巨大磁気抵抗効果は見いだせない。
山田 安定*; 日野 理*; 納土 晋一郎*; 金尾 りんな*; 稲見 俊哉*; 片野 進
Physical Review Letters, 77(5), p.904 - 907, 1996/07
被引用回数:315 パーセンタイル:98.69(Physics, Multidisciplinary)低SrドープのLaSrMnOについて中性子散乱法で測定を行い、x=0.1及び0.15の試料について、Srドープにより導入された電荷(ホール)が秩序化するポーラロン秩序相を見出した。このポーラロンの秩序化が起こる温度は、この物質の金属絶縁体転移に対応しており、また、秩序化した電荷の組む格子の周期は、立方晶ペロブスカイト構造を基本として、その224倍になっている。いわゆる整合相になっていることを確認した。224構造に対応する電荷の濃度は、x=0.125に対応しており、x=0.1や0.15で整合相が観測されたという事実は、この物質においては、電荷秩序の長周期構造が整合相に固定されやすい傾向をもっていることを示している。